私のこと。

私のこと

 

起業して半年間、私は胃の痛みとともに毎日を過ごしてきました。

繊細気質が強く、とにかく自分に自信がなかった私



『こう伝えたらどう思われるかな?』なんて妄想を繰り返し、
メッセージ1つ送るのに1時間かかり、


『本当は不満なんだけど断りにくいんだろうな』と
自分から仕事の提案が出来なかったり、


気に入られることに必死で相手好かれようと取り繕ったり、


とにかく相手の反応に過剰にビクビクして過ごしていました



そんな私がなぜ起業したのか。

自信はなかったけどほんのちょっぴり、自分のことを信じる気持ちがあったんだと思います。


『こんなはずじゃない』
『私だってあの人みたく、強く堂々としていたい』

こんな風に思いと裏腹な自分に、いつも不満をもっていました



実は私は起業する前、会社員をしていました。


やり手の仲間の中で私は、何をしても人より時間がかかったり、どこかでミスをしたり、
『頑張ってるのに私ばっかりうまくいかない』と

ダメな自分をいつも責めていたことを覚えています。



やる気も向上心もあって頑張ってるのに
周りに働きかけることができない
人との関わりが下手な自分を責めました


自分の仕事もままならないのに
人の仕事を手伝ってポイントを稼ぐ
いい顔ばかりする自分を責めました


帰宅の電車の中で自己啓発本を読み、
『あれもできてない』『これもできてない』と
頑張ってるのに変われない自分を責めました


家に帰ったら家事育児に追われ
スムーズに進まないことにイライラして
子どもに当たってしまう自分を責めました



『でもいつかうまく回るようになるはず』

それがいつかわからなかったけど、心のどこかで信じて、

『これができるようになれば』
『この業務が手放なせたら』

と、目の前の仕事と戦っていました



10年たった時ふと、『これは何か違う』と思い、退職を決めました



会社をやめたものの、『このままでいいのか』
モヤモヤした気持ちを向ける先が見つかりません。

『何かしたい』

とりあえず応募した、近場の工場の事務パートに落ちました


『これって諦めるなって意味なの?』


私にとって、小さくまとまることは”諦める”と同じだったんです。

自分の人生を諦める選択を自分でする勇気は私にはない。

それで”起業”という道を選びました



もちろん、自分の弱さもポンコツさも分かってました。


だからこそ自分を奮い立たせて頑張ったのですが
それが私にとっては逆効果だったということに気付くまで少し時間がかかりました



胃薬を飲んで、言い訳をつぶして、会社員時代のつながりを頼りに、
知り合いの経営者さんのところに出向き仕事をいただきにいきました。

自分から請け負った仕事なので逃げ場はなく、弱音なんて吐けません。


プレッシャーに押しつぶされそうになったけど、つぶれている場合ではなく、
なんとか立って日々の仕事をこなしていました

『思ってた姿と違いすぎる。
やっぱり私は何をやってもダメなのかな』

疑いながらも、止まる選択はできませんでした。


ある日Instagramを見ていて、『はっ!』と手が止まりました。

NLPコーチングという実践心理学を知ったときです。


『これだ!!』と感じました



資格をとったり、本を読んだり、筋トレしたり、
自分の外側ばかりを固めていた私には衝撃でした。

私が思っている理想の自分のなり方と
人の仕組みに基づいた理想の自分のなり方が全く別物でした。 

 

そこからコーチングを学ぶことを決めました。

 

コーチングを学んでいくと、

  • 自分に自信がもてない原因も
  • 私が周りにビクビクする理由も
  • 強い女性に憧れていた理由も

自分の根本を形成しているものがわかりました


コーチとのセッションやセルフコーチングを通して、
自分を突き動かす価値観もわかりました

 

 

 

ところが苦しんだのはここからです。

 

商品はあるのに、
必要としてくれる人に届かない。

 

発信を初めて半年経った頃、
体験セッションの募集をしました。

一ヶ月前から準備をして臨みました。

 

20時。ついに募集開始

 

 

 シーン。。。

 

 

 

そんな気はしていました。

 

21時。何の音沙汰もなく、
その事実を見れなくて布団に入って寝ました。

23時。目が覚める度に
半ば諦めながらも
少しの期待をもって
スマホの通知の確認をしました。

  

シーン。。。。

 

 

翌6時。目が覚めて確認。

 

 

シーン。。。。

 

 

ちょうどその時。ブブブっ

通知来た!!!!

 

 

 

朝のニュース。。。。

 

 

もう耐えられない。

 

誰にも求めらていない事実を突きつけられたようで
現実に向き合うことができませんでした。

これ以上、求められない現実を見たくない

 

『満席御礼!』

 

満席になんて、なってません。

ちょっと期待しちゃって
そこから突き落とされることに
耐えられなかっただけです。

だから募集を途中で
投げ出しました。

 

(嘘はつけないので、スクールの仲間に声をかけて
かたち上、募集枠は埋めました。)

 

 

 

少し話派変わりますが、
起業はマインドが9割って言いますよね。

”起業”って今までしたことのないことの繰り返しなんです。

だから進んで行くほど、
自分の抱えてる課題が明確になります

・周りと比べて気持ちが落ちる
・間違えていないか不安
・周りの目が気になる
・考えてるけど答えがでない
・期待やプレッシャーで動きにくい
・数字や情報に振り回される
などなど…

 

そしてその課題は
解決しないと
進めない。

怖いものに立ち向かっていく勇気が必要。

だからノウハウだけ学んでも売れないんです。

 

私がまさにそうでした。

『選ばれない』という事実に
向き合うことが怖い。

だから選ばれるように頑張るんだけど、
『選ばれないかもしれない』
『これじゃないかもしれない』
疑いながら行動するのは常に苦しい

迷いながら進んでも
既に選ばれている人を目にして
不安が増すばかり
です。

 


『選ばれるためにもっと頑張る』以外に方法があることを知らなかった私は、選ばれない苦しさから抜け出すまでに長い時間がかかりました。

頑張るのをやめようと思ったこともありました。


必要なのは
『私はこれだ』と思える道を
見つけることです。

それは起業でいうと、
商品の内容や
発信の方向性です。

 

自分が本当に良いと思っているものを
人にお勧めすることは難しくないと思います。

困っている相手をありありと想像出来たら
言葉をかけずにはいられないと思います。

そこにそんなに勇気って必要ですか?

 

力を振り絞って苦しいんなら
少しの勇気で立ち向かえる商品や発信にすればいい。 

そこに相手のニーズを組み込んだら
届けたい人に届きます。

  

自分の心に嘘なく
自分の言葉に偽りなく
正々堂々進める道を見つける。

これができないから苦しくなります。 

 

だから、
自分と言葉を丁寧に見つけて、
届けたい人を丁寧に理解して、
発信にのせていく

実はとてもシンプルです。 

 

発信や集客という一見ぱっとしない時期こそ、
本当の理想の未来のために欠かせない準備期間です。

 

発信や集客の経験の中で
自分の器が強く大きくどしんとなります。

言葉の重みも変わり、サポートの質も変わります。

人間力が上がるって言うんですかね。 

 

そして、選ばれる時がきます。


 

自分を疑ってしまうこともあると思います。

でも、
起業を決めた時に描いた明るい未来、
諦められますか?

目指しているところは
もっと先じゃなかったですか?

  

私は諦められなかったし、
もっと先を目指して
着実に歩みを進めています。

 

同じ思いの方と手を取り合って、
これからも進んでいきます。

 


相手を巻き込む発信力で
まずは募集を満席に。

そして

本当にほしかった生活を掴むー

一度描いた夢を幻で終わらせません。

 

高嶋 七葉(たかしま ななは)